zsh 設定 - エイリアス -
頻繁に利用するコマンドに短縮名(別名)をつける設定です。
# grep "sshd.*session opened" /var/log/secure | wc -l
例では wc で行数カウントしていますが、何かのコマンドの出力結果を | (パイプ)で less や grep に渡すことって結構ありませんか?
エイリアス
alias rm='rm -i'
alias cp='cp -i'
alias mv='mv -i'
alias vi='vim'
まあ、この辺は特に説明することもないと思います。
Linux の bash だと rm, cp, mv の設定は .bashrc にデフォルトで書いてありますね。
グローバルエイリアス
alias -g G='| grep'
alias -g L='| less'
alias -g H='| head'
alias -g T='| tail'
alias -g S='| sort'
alias -g W='| wc'
alias -g X='| xargs'
alias -g でグローバルエイリアスという特殊なエイリアス定義になります。
通常のエイリアスはコマンドラインの最初のワードが解釈されるのですが、グローバルエイリアスはコマンドライン中のどこでも展開されます。
例えば、下のコマンドを入力したとします。
例えば、下のコマンドを入力したとします。
# grep "sshd.*session opened" /var/log/secure W -l
すると、コマンドライン上の W が | wc に展開されて下のコマンドを実行することと同じになります。
# grep "sshd.*session opened" /var/log/secure | wc -l
例では wc で行数カウントしていますが、何かのコマンドの出力結果を | (パイプ)で less や grep に渡すことって結構ありませんか?
そういうときにこのグローバルエイリアスを定義しておくと便利です。
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