長期投資をするなら株式をメインにしましょう

長期投資をするときに資産配分はどうすればいいのか、ということについてですが、基本的には株式をメインに考えるとよいと思います。



なせ株なのか

以下のデータは過去200年におけるアメリカの株式、債券(長期債、短期債)を保有している年数ごとのリターンの最大値と最小値です。(引用元:Jeremy J. Siegel, Stocks for the Long Run)










株は20年以上保有すれば確実にプラスになっていた、という結果になっています。

このデータはあくまで過去の実績なので将来のリターンを保証するものではありませんが、長期投資するなら株をメインで持つ、というのは合理的な戦略です。(ただし、上記のデータはあくまでアメリカの結果なので、株といっても国内株ではダメです。国内株は1990年くらいのバブル崩壊からほぼ成長していません。)


じゃあ、将来にわたって資産配分先として債権は不要か、というとそういうわけではありません。

株は短期で見ると値動きが激しいです。リーマンショックやコロナショックでは株は一時的に30%とか50%とか株価が下がりました。例えば老後に資産の大半を株で持っていてこのような暴落をまともにくらうと、老後の資金計画に影響がでる可能性もあります。


長期投資の運用中は資産配分を株に多めに振り分けてリターンを増やし、出口戦略として徐々に債権(もしくは現金)の割合を増やして資産額の変動を抑えていく、という資産配分の仕方がよいのかなー、と個人的には考えています。




★★★資産運用記事のまとめ★★★:長期投資のすゝめ



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