資産運用を始めるなら長期投資がおすすめです
「貯蓄から投資へ」と謳われて久しいですね。
私が最初に投資に手を出したのが15年前くらい前ですが、過去の投資経験や今までの実績をを振り返ってみると、結局安定的に資産が増えたのは、がんばって投資を繰り返した株の短期売買でもFXでもなく、最初に資産配分を決めてほったらかしにしている長期投資でした。
私自身の過去の投資の履歴はこのような感じです。
- 株式投資(個別株:短期投資)
- 2006年くらいに開始。この頃は投資ド素人。
- 高値で買って安値で狼狽売りを繰り返し2,3年で100万くらい損をする。
- FX
- 2007年くらいのFXブームで始める。国内の低金利より海外の高金利にお金を突っ込んだほうが得らしい、程度の知識しかない。
- 2008年からのサブプライムローン絡みの暴落で200万くらい損をする。
- 確定拠出年金(長期分散投資)
- 2010年くらいからスタート。投資割合は 国内株式 外国株式 国内債券 外国債券 をそれぞれ 25% くらいずつ。ずっとほったらかし。
- リーマンショック後から開始ということもあり順調に増加。コロナショックでも利益は減りはしたもののマイナスにはならず。投資額の +20% くらいの利益。
個別株投資もFXも無知無策のまま大金を突っ込み根こそぎ持っていかれたわけですが、ファンダメンタルやテクニカルを駆使する短期投資やゼロサムゲームのFXでプロと勝負して勝とうと思うなら、ちゃんと勝てるだけの技術や知識を身に着ける必要があるということですね。
勉強料としては高くつきましたが、やってはいけないことが身に染みてわかった、ということにして前向きにいきましょう。
じゃあ、長期投資ならあまり知識がなくても勝てるのかというとそういうわけでもないんですが、投資という言葉から一般的に連想する「安いタイミングで買って高いタイミングで売る」ことを主目的とする資産運用方法と比べて、長期投資は比較的楽に確実に結果を出せるかと思います。実際出てるし。
というわけで、これから資産運用を始める方は20年30年あるいはそれ以上の期間を前提とした長期投資を始めることをおすすめします。
やり方や考え方はこれからいくつかの記事にしていこうかと思いますのでそちらを参考にしてください。
★★★資産運用記事のまとめ★★★:長期投資のすゝめ
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