プロキシ経由で yum wget を使う

プロキシを経由しないとインターネットにアクセスできないような環境で yumwget を使うときにする設定です。
まあ、 GUI 使ってる場合は GUI のネットワーク設定してパッケージの追加もダウンロードも GUI 上でやってしまえば済むんですけどね。 CUI しかない場合は、、、という前提で。

  1. ユーザの環境変数に設定する
  2. 環境変数 http_proxy をセットすると yum も wget もプロキシ経由でアクセスできるようになります。
    http_proxy="http://<user>:<password>@<host>:<port>/"
    
    認証がない場合は <user>:<password>@ は不要です。シェルの設定ファイルに書きましょう。 zsh だと ~/.zshrc に export http_proxy=... となりますね。


  3. アプリケーション毎にプロキシを設定する

    • yum の場合
    • /etc/yum.conf に以下の設定を追加
      proxy=http://<host>:<port>/
      proxy_username=<user>
      proxy_password=<password>
      
      proxy_username proxy_password は認証がない場合は不要です。

    • wget の場合
    • /etc/wgetrc に以下の設定を追加
      use_proxy = on
      http_proxy = http://<host>:<port>/
      proxy_user = <user>
      proxy_password = <password>
      
      こちらも proxy_user proxy_password は認証がない場合は不要です。

普通の環境では 1 の方法、ユーザが多数いて個別に設定して回るのが大変な場合は 2 の方法でよいかと。

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