それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】1 を読んで。

というわけで、買ってしまいました。10年以上前に読んだ話なので、完結編だけ読んでも思い出せないだろうということで1巻から順に買っていくことに。

ヤマモト・ヨーコ 1巻

作品の概要は、女子高生が1000年先の未来から宇宙戦艦のパイロットとしてスカウトされて、未来の敵対する勢力と戦ったりするというお話です。やってることは戦争なんですが、「人の死なない戦争」という設定のおかげでシリアスになりすぎずさらっと読めるのがこの本のいいところですね。

完全版1巻は、文庫版の「ゲットレディ!」(WAVE:1,2)、「自由落下のクリスマスキャロル」(WAVE:3,4)と新作短編(WAVE UNKNOWN:0)をまとめたもので、冒頭の「体験版使用上の注意」は「ゲットレディ!」冒頭の「取扱説明書」を今の時代に合わせて書きなおしたもの、その次に書かれている新作短編の「WAVE UNKNOWN:0」は作品の主要キャラがお決まりのドンパチをやらかす、という内容です。

UNKNOWN:0は昔本作読んでた人向けに書いたんでしょうね、あーこんな雰囲気だったな~とニヤニヤしながら読みました。懐かしい。

逆に完全版で初めて読む人にとっては、キャラ説明もそこそこに登場人物がわらわら出てきて戦闘始めるUNKNOWN:0は話半分くらい意味不明でしょうねきっと。「WAVE:1〜4」がそれぞれ洋子、まどか、綾乃、紅葉の初登場&洋子以外の初出撃の話でライバルチームも出てくるんで、UNKNOWN:0は無理して読まなくてもいいと思います(笑)というか、この作品出版当時のゲームネタがふんだんに盛り込まれてるんで、今の世代の人が読んでもネタがほとんどわからんだろうな。メガドライブとか知ってる若い人なんているのかしら。

1巻のお気に入りは、WAVE:4でレーザーフリントの使い方に洋子が別の解釈を加えるところでした。だからクリスマスという設定にしたのかぁ〜と納得させられるところですね。



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