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積立投資成績報告(2020年10月版)

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2020年10月末時点のつみたて投資(確定拠出年金)の成績です。 これから長期投資されるかたは、ふ~んこんな結果になるんだ、程度の参考にしてください。 運用内容 積立種類: 確定拠出年金 (企業型DC) 積立期間: 11年4ヶ月 (2009年6月~2020年10月) ポートフォリオ: だいたい 株:債権=6:4  になるようにしている。 もう少し細かく説明すると、こんな割合。外国株:国内株:外国債券:国内債券 = 36 : 24 : 24 : 16 積立額:積立額は給料に連動するので固定額ではないですが、現在はマッチング拠出を利用して掛金上限の 毎月 55,000  を積み立て 運用方針:スイッチングはほぼやっていない。ほとんどほったらかし。 運用結果 拠出金 3,811,000 に対して評価額 4,581,570 で、 運用益は 20% くらい で、つみたてを開始してからの 運用利回りは 4.83% です。 コロナショック後ずっと株価上昇してましたが、米大統領選の影響もあってか8月以降は軟調ですね。欧米でコロナ第2波の影響が拡大しているので、しばらくは調整が続くのかもしれません。 まあ、つみたては今後10年以上続くので、今株が上がろうが下がろうがあまり関係はないわけですけれども。 積立額と評価額 2014年1月以降の積立額と評価額の推移です。(記録が残っているのが2014年以降のみ) 積み立てを開始したのが2009年でリーマンショック後なのもあり、評価損になることなく順調に増えています。 ただ、これはたまたま始めたタイミングがよかっただけですので、積み立て投資する場合は(特に始めてすぐの間は)評価損が結構な期間続く、という意識を持っておいたほうがいいと思います。 積立額と評価額の予測 このまま10年つみたてを続けた場合にどうなるかをグラフにしてみました。緑の線で評価額の近似曲線を入れています。 10年後は積立額がだいたい1000万くらい、評価額は1800万(元本の1.8倍)くらいになるとの結果に。 過去10年の積み立ては運用利回りはだいたい5%前後をうろうろしているのですが、つみたて投資のシミュレーションができるサイトで「運用利回り5%、継続期間20年」で計算してもだいたい元本の1.7倍くらいになります。 ですので、今のところ実績として理論値に近い運用に

積立投資成績報告(2020年8月版)

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積立投資をいくつかやっているので、投資成績を不定期にまとめてみたいと思います。 今回が初まとめですが、一番長くやっている確定拠出年金の成績を報告します。 これから長期投資されるかたは、ふ~んこんな結果になるんだ、程度の参考にしてください。 運用内容 積立種類: 確定拠出年金 (企業型DC) 積立期間: 11年2ヶ月 (2009年6月~2020年8月) ポートフォリオ: バランス型インデックスファンド(国内株、国内債券、外国株、外国債券) と 外国株インデックスファンド と 外国債券インデックスファンド を組み合わせてだいたい以下の割合になるように積み立て 外国株:国内株:外国債券:国内債券 = 36 : 24 : 24 : 16 積立額:積立額は給料に連動するので固定額ではないですが、現在はマッチング拠出を利用して掛金上限の 毎月 55,000  を積み立て 運用方針:スイッチングはほぼやっていない。 ほとんどほったらかし 。 運用結果 拠出金 3,710,000 に対して評価額 4,632,016 なので、 運用益は 25% くらい です。 運用利回りはここ数年は だいたい 5% 前後 ですね。(コロナショックの時は 0% 近くまで下がったような気がします。正確には覚えていません。) 積立額と評価額 2014年1月以降の積立額と評価額の推移です。 積み立てを開始したのは2009年ですが2014年までは記録をとっていません ^^; 積み立てを開始したのが2009年でリーマンショック後なのもあり、評価損になることなく順調に増えています。 ただ、これはたまたま始めたタイミングがよかっただけですので、積み立て投資する場合は(特に始めてすぐの間は)評価損が結構な期間続く、という意識を持っておいたほうがいいと思います。 損益率 損益率【(評価額÷積立額)-1】の推移です。こちらも2014年以降の記録のみです。 2020年8月末でだいたい 25% くらいの利益です。 グラフのデータは毎月の月末に集計したものです。 コロナショックでもそんなに減っていないように見えますが、一番ヤバいとき(2020年3月中旬)は、瞬間的に 0% 近くまで下がったような気がします。 ただ、一番ヤバいときでもマイナスにはなりませんでした。 冒頭のポートフォリオで10年程度積み立てると一発の暴落になんとか

長期投資のポートフォリオの王道とは

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長期投資で持つべき資産とは何でしょうか。 投資した結果は未来にならないと確定しないので、これから投資するタイミングで最適な投資先を確実に選択できるというわけではありませんが、ある程度正解に近いだろう、というものはあります。 下の図は、日本の年金を運用しているGPIFの2020年度のポートフォリオです。(図はGPIFから引用) 引用元: 2020年度の運用状況   基本ポートフォリオの考え方 、GPIF GPIFが運用している金額は160兆円で、世界最大の機関投資家です。 国内株式、国内債券、外国株式、外国債券をそれぞれ 25% ずつ、という割合で、以下のようなリターンになるとのこと。 リターン: 4% 運用利回りから名目賃金上昇率を引いた実質リターンは 1.7% リスク: 12.32% このGPIFの資産配分は長期投資の王道中の王道ですので、 資産配分をどうしていいか悩んでいる方は、とりあえず「国内株式、国内債券、外国株式、外国債券をそれぞれ 25% ずつ」で始めてみる といいのではないでしょうか。 投資をやっていく中でもう少しリスクを多くとってもいいからリターンを増やしたい、といった自分の方針が見えてきたら株式の割合を増やしてみるなど、 この基本配分をベースにしつつアレンジを加えてみるとよい と思います。 GPIFのポートフォリオで興味深いのは、投資対象として不動産(REIT)や金は、その他資産とひとまとめにされて資産全体の 5% までにする、とされていることですね。 長期にわたって安定的に増やすという目的の場合、不動産や金ではなく株や債券を主体にしろ、ということだと思います。 ちなみに、わたしが10年ほど前に確定拠出年金を始めた時に、ポートフォリオで悩んでいくつかの書籍やWebの情報を調べましたが、当時も長期投資の王道の資産配分も現在のGPIFのポートフォリオと同じものでした。 結局このポートフォリオをベースにしつつ、  株式:債券=6:4、外国:国内=6:4 というようにアレンジしたもので運用していて、10年間の年平均利回りは 5% 程度で運用できています。 資産配分で悩んでいる方はご参考にどうぞ。

投資をするときに利用するとちょっと得をする制度まとめ

最近周りから「NISAってどうなの」と聞かれることが増えました。 こういう質問をしてくる方は「今まで投資はやってきていないけど興味を持ち始めている方」が多かったので、この記事ではNISAとはどんなものかという以前のそもそも社会人が投資するときに利用できる制度はどんなものがあるのか、というのをまとめてみました。 参考にどうぞ。 結論として、検討する順番は ↓ だと思います。 確定拠出年金 > NISA >>> 従業員持ち株 (貯蓄型保険と財形貯蓄は検討不要) 確定拠出年金 NISA 貯蓄型保険 従業員持ち株 財形貯蓄 確定拠出年金(企業型 or iDeCo) 投資をやろうとしているのであれば、まず確定拠出年金で始めるのをおすすめします 。税制上の優遇っぷりは他の制度と比較しても最強です。 掛金が所得控除 される 運用益が非課税 になる 受給時も各種控除が受けられる ただし、1点だけ大きなデメリットがあり。 60歳まで引き出し不可 預けたお金は何があっても60歳までは引き出すことができませんので、確定拠出年金にお金を全力で突っ込んだ結果、今の生活が苦しくなる、ということがないように注意しましょう。 逆に言えば、60歳まで引き出し不可のデメリットが気にならないのであれば、全力で確定拠出年金にお金を突っ込んで税金メリットを最大限享受する、という方針はアリです。 自営業の方はiDeCo一択ですが、会社員の場合は会社が採用している制度によって自分の利用できる制度が変わってきますので、まずは自社の制度をよく調べてみるとよいかと。 20歳から60歳まで最長40年間運用可能ですので、長期投資するなら確定拠出年金を利用しない手はありません 。 NISA(一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA) NISAには現在3種類ありますが、共通しているのは税金上の優遇があるという点です。 運用益が非課税 となる 一般NISAは5年間で600万円、つみたてNISAは20年間で800万円、ジュニアNISAは5年間で400万円の非課税枠があります。 利用の際のデメリットは特にないので、 確定拠出年金で上限まで拠出している方や、確定拠出年金の60歳引き出し制限があって手が出しにくい方は、NISAを優先的に利用するとよいで

長期投資を始めるときの重要なポイントまとめ

20年30年というような長期期間にわたって投資をする場合どのような投資をすればよいのか、という判断基準をまとめておきます。 重要なことは、遠い先の不確定な未来を見据えた判断をしなければいけないため、成功することよりも失敗しないことに重点を置いて判断するべき、だと考えます。 長期投資を始める場合の参考にどうぞ。 なにに投資するか 個別株か投資信託か インデックスかアクティブか 一括投資か積立投資か 積み立て期間はどれくらいを想定すればよいか なにに投資するか 基本的に 株です 。 別記事で説明しましたが、長期で見たときに安定的に価値が上昇するのは株です。 (参考: 資産をすべて現金で持つのはホントに安全でしょうか ) ただし、特に老後に資産のほとんどを株で持っていた場合、暴落をくらうど資産の3割から5割程度が吹き飛んでしまい、生活に必要な資産が不足する可能性があります。 若いうちは資産の株式比率を多めにしてリターンを狙い、老後に向けて徐々に価値変動の少ない債券や現金の割合を多くしてリスクを小さくする 、という運用をおすすめします。 主な投資対象の特徴を下にまとめます。 株式 インデックス型株式投資の場合、平均利回りは 5~7% くらいです。 短期で見た場合は価格変動が大きいです。過去30年くらいは、10年に一度の頻度で大暴落(30%~50%の下落)を経験しています。 債券 債券の平均利回りは 1~3% くらいです。外国債券のほうが国内債券より利回りが高い(その分リスクも高い)傾向にあります。 株価暴落時の影響をそれほど受けません。コロナショック時は国内債券も外国債券も 5% 程度の下落でした。 不動産 土地や建物を購入して家賃収入を得る、という投資方法です。 国内では人口減少で空き家率も増加しているので、不動産投資をする場合はよく勉強されてから手を出したほうがよいかと思います。 REITについても私はよく調べていません。 金 「有事の金」と言われるように、株式の下落時には相対的に価値が上がる傾向があります。 長期で見るとほとんど価値が変わりません。 金それ自体は価値を生まない(資産が増えない)ので、あくまでリスクヘッジとして保有するのがよいかと。 為替 国家間の通貨価値と金利差を目的とした投資です。 ゼロサムゲームなので投資に

投資に必要なお金の準備をする

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投資を始めるために必要なお金の準備は難しくありません。多くの方は  管理する→貯める→増やす の順に進めていく と確実に資金の用意ができます。 収支を管理する 自身に対するお金の流れは、「 かせぐ 」で入ってくるお金と「 つかう 」で出ていくお金の2通りしかありません。 投資を始める前に「かせぐ」が「つかう」より多い状態、要するに 自分のお金が増える状態にしましょう 。 「かせぐ」>「つかう」  となることが必須です。というかこれができていないと生活そのものが破綻します。 もし今 「かせぐ」=「つかう」 のように貯金が増えない状態であったり、 「かせぐ」<「つかう」 のように貯金を切り崩して生活している状態であれば、まずは生活を見直す必要があります。 仕事をがんばって給料を上げる・仕事を増やして副収入を得る、のような方法で「かせぐ」を増やすか、不要な支出を減らす・生活レベルを下げる、のような方法で「つかう」を抑えるか、どちらか一方というより両方見直し、貯金が増える状態にしましょう。 毎月、毎年といった単位で継続的に貯金が増える状態になれば次のステップです。 必要なお金を貯める 長期投資をやる場合は数十年という長い期間にわたって一定額を毎月(もしくは毎日、毎週)積み立てていく必要があります。 つまり、日常の生活にお金が足りなくなったという理由で積み立てるお金が不足することは避ける必要があります。 日常の生活で貯金が順調に増えようになったら、当面の間の突発的な出費も貯金でカバーできるように(=投資に回せるお金が足りなくなることがなくなるように)、 ある程度のまとまったお金を貯めましょう 。 突発的な支出というのは、例えば自身の結婚や車・家の購入のように、日常の生活で定期的に発生することはないけれども必要となるタイミングはある程度見越せるものだったり、自身の友人知人の冠婚葬祭や家具家電の故障による買い替えのように、タイミングは読めないけども必要となる出費だったりを含みます。 どれくらい貯めればよいかはその人の人生次第なので、人によってさまざまですが、向こう2,3年に起きそうなイベントは貯金でカバーできる程度を貯めておくと心理的に安心できてよいかと。 あと、目的もなく貯金を増やすのは結構大変だったりしますので、「〇年で〇〇〇万円貯める」という目標を最初に決めて、それを達成す

テンションを上げたいときにおすすめの曲(StarrySky YEAH! Remix)

youtubeを徘徊していたら懐かしい曲に出会ったので記念にメモ。最初に投稿されたのはたぶんニコニコ動画かな。youtubeのほうは他人の転載っぽかったので、オリジナルのニコ動のほうを載せておきます。かなり中毒性あり。 StarrySky YEAH! Remix これのなにがすごいかって、まったく別々の3つの曲を組み合わせて作っているということ。マッシュアップと言うらしい。あまりの完成度の高さに驚愕した。 @Novoiski さんという方のmixだそうです。元となった曲とアーティストはこちら。 Starry Sky: capsule Technologic: Daft Punk Ch-Check It Out: Beastie Boys これにさらに IKZO (吉幾三)を掛け合わせたもののほうが有名かも。そっちもオススメ。